旧約の各書の学び [書籍紹介・リスト]
旧約聖書を
を学ぶための本。
1.まず、小型の辞典で各書の名の項目を調べる。
2.次に、各書ごとの解説の付いた聖書を見る。
3.簡便な解説書を読む。次の二つは信徒も必携。
最低限、ここまではやる。
以上の7つの文献は、七つ道具というほどではないが、フランシスコ会訳聖書と岩波訳聖書は教会の図書に入れておくとして、その他は必携の書物として各自というか、一家に一冊ずつというか、揃えておくことを教会員にも勧めたい。
以下は、余力と時間しだい。
4.その他、余力に応じて、見ておくもの。
5.簡潔な注解書の緒論部分を読む。
6.より専門的な部分をきちんと押さえるには、必ずしも各書ごとではないが、目を通す基本は次のもの。
さらにその先は、個別の注解書の緒論部分や旧約文学史の専門書。
[追 記]
はじめ、4.のところにS.ヘルマン、W.クライバー(泉治典、山本尚子訳)『聖書ガイドブック――聖書全巻の成立と内容』(教文館、2000年)を一応挙げておき、「持っていないので不明だが」と記しておいた。その後、図書館で見てみたらたいしたことないので、削除した。『はじめて読む人のための聖書ガイド』があれば十分なのと、より初心者向けにはA.グリューン(中道基夫、萩原佳奈子訳)『聖書入門』(キリスト新聞社、2013年)の方がふさわしい。
・通読などで、聖書の順に読み進めていく上で、
・各書ごとに
・ポイントや特徴などを
・専門的にではないが、ある程度学問的に裏付けられた知識として、
・信徒と共に
を学ぶための本。
1.まず、小型の辞典で各書の名の項目を調べる。
・秋山憲兄監修、『新共同訳聖書辞典』、新教出版社、2001。
・木田献一、和田幹男監修、『小型版新共同訳聖書辞典』キリスト新聞社、1997。
・木田献一、山内眞監修、『新共同訳聖書事典』、日本基督教団出版局、2004。
2.次に、各書ごとの解説の付いた聖書を見る。
・フランシスコ会聖書研究所訳注『聖書』、サンパウロ、2011。
・旧約聖書翻訳委員会訳、『旧約聖書』(Ⅰ~Ⅳ)、岩波書店。
3.簡便な解説書を読む。次の二つは信徒も必携。
・浅見定雄、『改訂新版 旧約聖書に強くなる本』、日本基督教団出版局、2010。
(横書きで新共同訳対応になった改訂新版)・『はじめて読む人のための聖書ガイド』、日本聖書協会、2011。
(旧約から新約まで66書それぞれについて、特徴、執筆目的、背景、構成を、一書につき2~3ページで解説)最低限、ここまではやる。
以上の7つの文献は、七つ道具というほどではないが、フランシスコ会訳聖書と岩波訳聖書は教会の図書に入れておくとして、その他は必携の書物として各自というか、一家に一冊ずつというか、揃えておくことを教会員にも勧めたい。
以下は、余力と時間しだい。
4.その他、余力に応じて、見ておくもの。
・C.ヴェスターマン(左近淑、大野恵正訳)、『聖書の基礎知識 旧約篇』、日本基督教団出版局、2013年。
(これも、邦訳初版は1984年だが、横組み、新共同訳対応の改訂版になった。)・荒井献、石田友雄編、『旧約新約聖書大辞典』、教文館、1989。
5.簡潔な注解書の緒論部分を読む。
・『新共同訳旧約聖書略解』、日本基督教団出版局。
・『新共同訳旧約聖書注解』(1~3)、日本基督教団出版局。
6.より専門的な部分をきちんと押さえるには、必ずしも各書ごとではないが、目を通す基本は次のもの。
・『総説 旧約聖書』、日本基督教団出版局、1984年。
・『新版 総説 旧約聖書』、日本基督教団出版局、2007年。
さらにその先は、個別の注解書の緒論部分や旧約文学史の専門書。
[追 記]
はじめ、4.のところにS.ヘルマン、W.クライバー(泉治典、山本尚子訳)『聖書ガイドブック――聖書全巻の成立と内容』(教文館、2000年)を一応挙げておき、「持っていないので不明だが」と記しておいた。その後、図書館で見てみたらたいしたことないので、削除した。『はじめて読む人のための聖書ガイド』があれば十分なのと、より初心者向けにはA.グリューン(中道基夫、萩原佳奈子訳)『聖書入門』(キリスト新聞社、2013年)の方がふさわしい。
2015-10-19 22:00
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