「SNSと伝道」目次 [書籍紹介・リスト]
日本基督教団宣教研究所委員会編『宣教の未来 五つの視点から』(日本キリスト教団出版局)が、2021年12月1日付で発行されました。
この中に、拙文「SNSと伝道――教会もSNSをすべき理由」が収録されました。以下に、その目次を記します。
(教団出版局|目 次|参考文献|リンク集|索 引|参考文献に挙げなかった文献)
はじめに
新しいメディアと教会/本稿の内容/詳しくない人のために
Ⅰ SNSと現代社会
1.SNSの概要
- (1)SNSとは
- (2)主なSNS
- (3)SNSの特徴
- (4)新しいメディアとして
2.ネットの情報空間の特徴
- (1)情報過多
- (2)信頼性のない情報
- (3)無法地帯
- (4)複製の容易さ
3.ネットでのコミュニケーションにおける危険性
- (1)不特定多数との交流
- (2)匿名性
- (3)発言の過激化
- (4)誹謗中傷とヘイトスピーチ
- (5)行き過ぎた悪ふざけと炎上
- (6)ネット依存・ネット中毒
- (7)個人情報の流出、個人の特定
- (8)流言・デマ
4.現代社会とSNS
- (1)SNSで波及した不正の告発と反政府運動
- (2)分極化するネット空間
- (3)フェイクニュースとポスト真実
- (4)大規模災害時の情報発信
- (5)ネットの中の人々と現代社会
- (6)現代に生きる人々に福音を伝える教会
Ⅱ 教会の情報発信
1.教会もSNSで情報発信すべき理由
- (1)SNSも人々がいる社会であるから
- (2)アカウントがなければ存在しないのと同じ
- (3)生きて活動していることを知らせる
- (4)どこかの誰かのために
- (5)SNSでの伝道――なぜSNSか
2.特徴を生かした情報発信を
- (1)一人ひとりの興味・関心の中へ
- (2)伝道しなきゃと力まずに
- (3)「どうぞお近くの教会へ」
- (4)情報をつなぎ合わせる
Ⅲ 教会の具体的なSNS利用
1.SNSの選び方
- (1)多くの人が利用しているSNSを
- (2)どれか一つを選ぶとしたら
- (3)複数のSNSを使う?
- (4)パソコンでやるかスマホでやるか
2.SNSでの情報発信
- (1)ホームページとの使い分けを
- (2)Twitterに投稿する内容――何をつぶやく?
- (3)Twitterでのコミュニケーション術――無理せず、楽しく、コツコツと
3.教会でのSNS運用のポイント
- (1)誰が担当するか
- (2)教会の活動として位置づける
- (3)投稿の頻度について
- (4)教会員への配慮
- (5)失敗を恐れず、現実に囚われず
Ⅳ キリスト者のSNS、牧師とSNS
1.キリスト者もSNSを
- (1)キリスト者としてSNSをする意義
- (2)SNSは簡単に始められる
- (3)自分から情報発信する楽しさ
2.牧師とSNS
- (1)SNSのある牧師の日常生活
- (2)牧師の情報発信
- (3)牧師は実名・顔出しすべきか
- (4)説教のネットへの掲載について
- (5)説教題について
- (6)SNSで牧会相談できるか
最後に
工夫やアイディアの共有を/可能性にチャレンジ/まことの礼拝へ
謝辞
文献
- 1.ネットやSNSの教会での利用について
- 2.インターネットやSNSに関する文献
- 3.震災時におけるSNS、流言・デマについて
- 4.メディア論の観点から記された文献で参考にしたもの
- 5.現代社会を読み解く上で参考にした文献
- 6.その他(統計資料、新聞記事、Webサイトは除く)(注での言及順)
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2021-12-05 16:20