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並木浩一著作集のヨブ記論2 [読書メモ]


前回、『並木浩一著作集1』の中のヨブ記論を取り上げたので、今回は、並木浩一、『並木浩一著作集2 批評としての旧約学』(日本基督教団出版局、2013年)の中の「ヨブ記」論。

目次全体は日本基督教団出版局の紹介ページで。

この中のヨブ記論は2つ。

「ヨブ記からの問いかけ」

  • pp.168-176。
  • 初出は『福音と世界』2011年8月号(特集「ヨブ記と神議論」)。
  • 『アエラ』2011.4.11号で、東日本大震災の惨状の写真とそれに付された文章が神の虚妄性を訴えるものであったことに対して、神が幻想に過ぎないのなら、幻想に過ぎない神が人を殺すのは論理矛盾ではないかと厳しく批判することから、震災後の状況の中でヨブ記に耳を傾ける。

「ヨブ詩人の後継者、マルガレーテ・ズースマン」

  • pp.177-182。
  • 初出は内村鑑三研究所『所報』第17号、2012年。

並木浩一『並木浩一著作集3 旧約聖書の水脈』(日本基督教団出版局、2014年)には、特別にヨブ記をテーマにした論文はない。目次全体は日本基督教団出版局の紹介ページで。


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