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「説教塾」の初期の機関誌 [書籍紹介・リスト]

「説教塾」は加藤常昭を中心に1987年に開始された。

その初期の機関誌『説教塾』は、1988年5月の第1号から1994年7月の第8号まで。発行は説教塾。

その後1999年から、体制を新たにして『紀要・説教』(発売:教文館)として現在に至っている。

説教塾のサイトには、2015年6月19日現在、初期の機関誌『説教塾』についての情報はない。


以下は、『説教塾』の中から、わたしの関心のある主な論考等。

説教塾機関誌編集委員会編『説教塾』創刊号
(1988年5月)

・加藤常昭「説教塾開塾に際して われわれの課題」
・ペーター・ビクセル(山口隆康訳)「机は机」(説教者のための物語)


「説教塾」出版委員会編『説教塾』第2号
(1988年8月)

・加藤常昭「ハイデルベルク大学創立600年記念 国際説教学シンポジウム報告」
・ハイデルベルクグループ(加藤常昭訳)「説教分析のためのテーゼ」
・山口隆康「説教における<内容と形式>の問題(上)」


「説教塾」出版委員会編『説教塾』第3号
(1989年8月)

・山口隆康「説教における内容と形式の問題(下)――説教聴聞とパラダイムの転換」
・芳賀力「神義論と説教の言葉」
・深井智朗「説教分析は可能か――「説教分析は可能か」という問いに対する遠回りな回答の試み」


「説教塾」出版局編『説教塾』第4号
(1990年2月)(発行は1990年3月)

・加藤常昭「わたしの説教分析」
・山口隆康「説教者の能力か神の全権か?――Kompetenz order Vollmacht?」


「説教塾」出版局編『説教塾』第5号
(1990年10月)

・加藤常昭「説教とは何か――説教を説教たらしめるもの・説教が造りだすもの」
・山口隆康「説教の言葉――CS説教に関する二、三の考察」(「講演のための覚書」ということで、末尾に(未完)と記されている)


「説教塾」出版局編『説教塾』第6号
(1991年7月)

・加藤常昭「黄色いキリスト――黄色いキリスト者?」
・山口隆康「正典論と説教聴聞」


「説教塾」出版局編『説教塾』第7号
(1992年6月)

・加藤常昭「説教とは何か――神の言葉としての説教」
・山口隆康「信仰告白と隠喩的言語――<イエスはキリスト>であると言葉で言うのは簡単か?」
・岡村恒「改革派教会における礼拝――H.G.Hageman, "Pulpit And Table"による問題提起」


「説教塾」出版局編『説教塾』第8号
(1994年7月)

・加藤常昭「説教の出来事の終末論的構造」
・山口隆康「鈴木正久の説教に関する一考察」




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