SSブログ

つまらない説教を耐え抜くために [読書メモ]

「現代におけるプロテスタンティズムの危機も、もはや家庭において聖書が日々読まれることがなく、朝晩の祈りと食卓での祈りが行われなくなってしまったことと関連している。 ・・・ 家族関係の中で神への奉仕の生活を守ることによって、直ちに信仰に絶望せずに、ひどい説教にも耐え抜く力が与えられる。」

W.パネンベルク(佐々木勝彦、濱崎雅孝訳)、『なぜ人間に倫理が必要か――倫理学の根拠をめぐる哲学的・神学的考察』、教文館、2003年、p.196。

家庭において御言葉と祈りを継続していることが、子どもに対して、礼拝での退屈な説教にも耐え抜く力を養うのだ。


パネンベルクに関するこれまでの記事:
パネンベルクと「歴史の神学」 (2014.9.26)
寛容と独自性 (2010.5.25)

信仰の継承に関するこれまでの記事:
信仰の継承と家族伝道のために、親子礼拝・家族礼拝を。 (次世代のために その3) (2010.7.26)
地域の子供たちに礼拝を (次世代のために その2) (2010.7.25)
若者たち・子どもたちに、教会を。(次世代のために その1) (2010.7.22)


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。