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The New Oxford Annotated Bibleの選び方 [書籍紹介・リスト]

ある程度学問的な注が付いていて、かつ、なんとか手頃なサイズの聖書としては、

岩波訳の聖書

がある。

日本聖書協会が「新共同訳」の次の翻訳として進めているものには、どの程度のものであるか分からないが、注が付くようだ。


しかし、現在のところ、フランシスコ会訳と岩波訳の他にまともな注付きの聖書を探すとしたら、英語圏のものとなる。(っていうか、他の言語は読めない。)

そして、英語圏でのそのようなものとしては、Oxford University Pressから出ているOxford Annotated Bibleが、定評あるものの一つだろう。

しかし、ネットで調べるといろんな種類があってどれを買ったらいいか分からないー。

そこで、The New Oxford Annotated Bibleの種類について、Oxford University Pressのサイトやアマゾンのカスタマーレビューなどを参考に、調べてみた。

なお、Amazonはアメリカのサイトを見た方が、Look_Insideできたりして、いろいろ便利。


基本的なところとして、採用している聖書がRSVのものとNRSVのものがある。NRSVに注を付けたものの方が新しい。

現在のところの最新は、"The New Oxford Annotated Bible: New Revised Standard Version," Fully Revised 4th Edition, 2010


種類として大きく分けて、

Apocryphaが付いているものと付いていないもの
革装か、ハードカバーか、ペーパーバックか

他に、college Editionというのがあり、どうやら、コンコルダンスなしのハードカバーのようだ。
(ということは、通常版はとても簡易なものだろうがコンコルダンスが付いている)


Apocrypha 装 丁ISBN-13
なし革装978-0-19-528952-7
なしハードカバー978-0-19-528950-3
なしCollege Edition978-0-19-528954-1
   
あり革装978-0-19-528957-2
ありハードカバー978-0-19-528955-8
ありペーパーバック978-0-19-528960-2
ありCollege Edition978-0-19-528959-6
ありハードカバーインデックス付978-0-19-528956-5


さてどれを選ぶか。

プロテスタントだからApocryphaはいらないやと思っても、Apocrypha付きの方が安かったりする。

革装やインデックス付きは高いし、ペーパーバックはすぐ表紙が折れたりする。

中途半端なコンコルダンスはいらないので、結局College EditionのApocryphaなしが、ハードカバーのようだし、割と安そうなので、これを選ぶとよいだろう。


・・・っと、いろいろ調べたが、やっぱりKindle版が一番安い。



タグ:聖書翻訳

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