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高齢者祝福礼拝 [教会年間行事]

 敬老の日にちなんだ礼拝を行うことを習慣としている教会は多いだろう。では、どのような礼拝をおこなえばよいのだろうか。

1.目 的
 幼児祝福や成人祝福と同じように、高齢者を祝福する。

2.礼 拝
 礼拝の中の一部分だけで高齢者を祝福する時をもつのではなく、礼拝全体を「高齢者祝福礼拝」として、関連する聖書箇所を選び、説教がなされるのがよい。

3.対象者?
 何歳以上を祝福の対象とするか。70歳以上? 75歳以上? 
高齢化によって毎年対象者が増えてくる。(プレゼントの用意や氏名の紹介が大変)

「敬老」というと現役から引退したイメージが持たれるが、まだまだ元気で奉仕できる方もいれば、70歳以下でもなかなか奉仕や諸活動への参加が困難になっている人もいる。

本人の意識も人それぞれで、中には「年寄り扱い」されるのがいやで、高齢者に含められたくない人もいる。

自治体やホーム、百貨店などの催しで「敬老」という表現が使われなくなってきている傾向もあるようだ。

 以上のようなわけで、年齢での“線引き”は難しく、“対象者”は決めないほうがよい。
 したがって、プレゼントを差し上げるということも行わない方がよい。何よりも、神の祝福を祈り、共に神を礼拝することに徹する。

4.高齢者を覚えつつ全世代が集って礼拝をささげる
 しかし対象者を決めないとなると、高齢者を祝福すると言っても、名を呼ぶ訳にいかず、祝福の受領者が定まらず漠然としてしまう。
 そこで、高齢の方々を覚えつつ、高齢者を敬う側の若い人をはじめ全世代が集って、共に礼拝することに重点を置くのがよい。

5.祝 福
(1)序詞: 高齢者への祝福を取り次ぐことと、対象者を定めず全世代が集って礼拝することの意義を簡潔に語る。

(2)高齢者紹介: 80歳以上とか、88歳以上とか、90歳以上とか、あまり人数が多くならない程度に範囲を決めて高齢者の氏名を紹介し、それ以下の年齢の高齢者は、「そのほか、70歳代の教会員は何人います」と人数だけ紹介するとよい。

(3)祝福の祈り

(4)賛美: たとえば、「わたしたちは御国の世継ぎ」を歌って、老いも若きも共に神の家族であることを意識し、高齢の方々と自由に平和の挨拶や祝福を交わす。

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