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礼拝の構造(3) [礼拝]

5.実践例の分析と構造を明確にする意義

(1)礼拝の流れには「構造」がある。
 ・礼拝の要素が一つ一つ並べられているのではない。
 ・礼拝には、意味を持った大きな流れがある。

(2)教会によっていろいろな実践例がある。
 ・大きな流れにそう違いはない。
 ・いくつに分けるか、どういう名称にするかの違い。
 ・そこに、その教会の強調点や特徴が出る。
   たとえば、これまで礼拝における悔い改めが欠けていたことを憂慮して悔い改めの部分を明確にしたり、礼拝の最後は祝福だけではなく派遣でもある点を強調して「祝福と派遣」としたりなど。

※ただし、意味づけによっては、どの部に入るか明確に割り切れないこともあり得るのではないだろうか。たとえば、交読文は、神の招きに対して詩編の言葉でもって応答するのであれば神の招きの部に入るだろうし、説教箇所と関連させて交読箇所が選ばれていれば、御言葉の部に入るだろう。そして、両方の意味を持っている(意図して持たせているかどうかは別として、両方の意味を持っていると考えることができる)場合もあるだろう。意図して持たせている方の区分に入れれば良いと思うが、各区分が完全に区切られてしまうのではなく、あくまでも流れとして理解する必要がある。

(3)礼拝の構造を明確にする意義
a)流れをはっきり示して、信仰者の礼拝理解を深める。
b)新来会者などに、少しでも礼拝の流れを分かりやすく提示する。
c)以上のことを通して、礼拝そのものをより生き生きと献げ、主が現臨される礼拝として相応しく礼拝を整える。


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