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イエスの十字架上の七言 [教会年間行事]

2016-02-26の記事「四旬節の定番」で、四旬節定番の本とCDを紹介した。

それと重複するが、今回は、主イエスの十字架上の七つの言葉に関する本とCDの紹介。

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1.
西谷幸介、『改訂新版 十字架の七つの言葉――キリスト教信仰入門』、ヨベル、2015年。
かつてはヨルダン社から出ていたものの新版。七つの言葉をそれぞれ学ぶのにおすすめ。

2.
加藤常昭、『黙想 十字架上の七つの言葉』、教文館、2006年。
学びのためと言うより、じっくり黙想している文章。

3.
W. H. ウィリモン(上田好春訳)、『十字架上の七つの言葉と出会う』、日本基督教団出版局、2017年。
十字架上の七つの言葉を一つひとつ取り上げた、アメリカでの説教なので、学びというより読み物的。

4.
CIMG1174 (640x530).jpgハイドン(Franz Joseph Haydn)「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」(Die sieben letzten Worte unseres Erlösers am kreuze)作品51

最初のオーケストラ版、その後の弦楽四重奏版、ピアノ版、オラトリオ版と様々ある。

弦楽四重奏版は、教会で演奏される雰囲気があるので、礼拝前後のBGMに使ったり、黙想用にかけたりするのに適している。

弦楽四重奏版のCDは、ゲヴァントハウスとかクレーメルとかエマーソンとかいろいろあるが、

ベルギーのクイケン四重奏団(Kuijken Quartet)の演奏も有名で定評があり、モーツァルトの弦楽四重奏(弦楽五重奏では寺神戸亮が加わっている)などでもよく親しまれている。

この演奏は、1994年10月17~20日、オランダ、ハーレム、ドープスヘジンデ教会での録音。
このCD(COCO-70520)は、DENONのクレスト1000のシリーズのNo.109として2003年に発売されたもの(Limited Editionとはたぶんこのこと)。
これは、2001年にデンオンベストマスターズシリーズから発売された「COCQ-85128の原盤による再発売商品」と明記されている。
2010年に出たブルースペックCD版(COCO-73134)もたぶん同じ録音。

5.
シュッツ(Heinrich Schütz)のオラトリオ「十字架上のイエス・キリストの七つの言葉」(Die Sieben Worte Jesu Christi am Kreuz)SWV478もある。


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