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キング牧師の重要な演説と手紙 [書籍紹介・リスト]

「これ〔"I have a dream" speech〕はおそらくアメリカ史上最高の名演説として残るだろう。私はこのスピーチと、前に述べた『バーミングハム獄中からの手紙』の二つは、もし機会があったら、ぜひ原文で味わっていただきたいと思う。」

猿谷要『キング牧師とその時代』p.114。

というわけで、"I have a dream" speechと「バーミングハム獄中からの手紙」の公式の原文と信頼できる翻訳について。

なお、キング牧師の伝記について最近書いた記事あり。


■ "I have a dream" speech

1963.8.28 ワシントン大行進の中、リンカーン記念堂前でなされた。

原文と音声
スタンフォード大のKing Papers Projectの中のページ(pdfファイルによる全文と、各国語訳あり。音声も聞ける)

邦 訳
翻訳はたくさんあるが、信頼できるものは、

梶原寿訳がクレイボーン・カーソン編『マーティン・ルーサー・キング自伝』(日本基督教団出版局、2001)に所収。

宮川雄法訳がクレイボーン・カーソン、クリス・シェパード編『私には夢がある――M・L・キング説教・講演集』(新教出版社、2003)に所収。

●さらに、平野克己訳が『ミニストリー』vol.19(2013年秋号)に、「説教鑑賞」18としてスピーチの聞きどころ(読みどころ)の解説付きで、収録されている。



■ "Letter from Birmingham Jail"

1963.4.16付「バーミングハム獄中からの手紙」

原 文
スタンフォード大のKing Papers Projectの中のページに全文あり。

あるいはpdfファイルで。


邦 訳
中島和子・古川博巳訳が『黒人はなぜ待てないか』(みすず書房)に所収。

梶原寿訳がクレイボーン・カーソン編『マーティン・ルーサー・キング自伝』(日本基督教団出版局、2001)に所収。




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