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お客様は神様か [その他]

2012年9月6日(木)朝日新聞13頁オピニオン面「耕論」のページ、
スカイマークが示したサービス方針に関連したテーマ「お客様は神様か」の中で、

1.三波春夫の長女、三波美夕紀の言葉から

舞台はまさに真剣勝負。浪曲は多くの役柄を瞬時に演じ分けるため、雑念があると的確に表現できません。「まるで神前に立った時のように、澄み切った心でないと完璧な歌はうたえない。」と話していました。
 つまり、お客様イコール神様ではない。「お客様を神様のように見立て、雑念を払って歌う」という舞台人としての強いプロ意識を表したのが、あの言葉だったのです。



2.スーパーホテル会長、山本梁介の言葉から

私どものコンセプトに対して、ご満足いただけない場合は、別のホテルをご利用くださいと、申し上げています。自分のところのコンセプトに合わない方にはきちんと言う。お客様が勘違いしてこられると、私どもとウィンウィンの関係になりませんから。



3.新潟清陵大学大学院教授、碓井真史の言葉から

飛行機や電車、バスなどの交通サービスは「顧客第一」ではいけません。「安全第一」が正しい姿です。だからこそ、パイロットには悪天候の際、無理をして着陸せずに引き返す権限が与えられています。客が文句を言っても聞きません。・・・サービスする側は基本的に客が求めているものを提供すべきでしょう。しかし、例えば医療や教育においては患者や生徒の言いなりではだめです。


サービス提供者と顧客は互いに協力して、パートナーシップを取り戻す努力が必要です。・・・自分が客となったときは、サービス提供者に「ありがとう」「よろしくお願いします」と一言を言うことから始めませんか。・・・彼らとの人間関係が作れれば、より気持ちのよい対応をしてもらえるはずです。



タグ:朝日新聞
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