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ボンヘッファー『共に生きる生活』 [書籍紹介・リスト]

ドイツ語原著

(1) 最初は、Theologische Existenz Heuteという双書のHeft 61として1939年に出版された。
(2) 次に、単行本で、Dietrich Bonhoeffer, "Gemeinsames Leben, Chr. Kaiser Verlag: München, 1939.
(3) 後に、『ボンヘッファー全集』(Diertich Bonhoeffer Werke)(DBWと略される)に収められた。Herausgegeben von Gerhard Ludwig Müller und Albrecht Schönherr, "Dietrich Bonhoeffer Werke, Fünfter Band," Chr. Kaiser-Verlag: München, 1987.

英訳のタイトルは"Life Together"。

邦 訳

岸千年訳『交わりの生活』(ほぼ新書サイズ170mm×110mm)1.岸千年訳『交わりの生活』(聖文舎、1960年)の聖文舎編集部による「まえがき」によれば、同志社大学神学部の学生の朝比奈敏子が1954年、闘病中に英訳からの重訳で翻訳を完了したものがあるとのこと。

2.しかし、英訳にはかなり省略されている箇所があったので、聖文舎が岸千年にドイツ語原書からの翻訳を依頼して出版されたのが、岸千年訳『交わりの生活』、聖文舎、1960年、新書サイズ、145頁。


森野善右衛門訳『告白教会と世界教会』(四六判)3.森野善右衛門訳、『ボンヘッファー選集Ⅵ 告白教会と世界教会』、新教出版社、1968年。この中のpp.263~383が「共に生きる生活」。上のドイツ語原著(2)の1955年第8版を翻訳の底本とし、英訳を参考にして、原著にはない小見出しが付けられた。


森野善右衛門訳『共に生きる生活』(教会と宣教双書2)(四六判)4.森野善右衛門訳、『共に生きる生活』(教会と宣教双書2)、新教出版社、1975年。奥付には改訂新版と記されている。『告白教会と世界教会』に収められたものに必要最小限の訳文の訂正を加えて単行本化。「解説――あとがきに代えて」は新たに執筆された。聖句索引あり。138+索引2頁。


森野善右衛門訳『共に生きる生活』改訳新版(四六判)5.森野善右衛門訳、『共に生きる生活』(改訳新版)、新教出版社、2004年。『ボンヘッファー全集』(DBW)の第5巻に収められたものを底本として全面的に新しく訳出された。182頁+人名索引1頁+聖句索引3頁。

森野善右衛門訳『共に生きる生活』改訳新版2011年第6刷2005年の第二刷で、若干の訳文の訂正がなされた旨を記した「第二刷のためのことば」が最後につけ加えられている。
(いつのまにか、ジャケットもつるっとした紙に替わっている。)



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