SSブログ

『ミニストリー』の八木谷(4) [伝道]

 キリスト新聞社の季刊誌『ミニストリー』に連載されていた、八木谷涼子の「新来者が行く ノンクリスチャン・八木谷涼子の教会ウォッチ」の、わたしの関心からの総まとめ、その4。

 八木谷涼子のサイト「くりホン キリスト教教派の森」の中の「万年教会新来者」の声」のページも参照。雑誌の記事以上のことが書かれている。

 記事の引用や指摘されている点をわたしなりに言い換えた紹介は「八」、わたしのコメント、補足、お詫びは「私」と記す。

ミニストリーvol.4(2010冬)
「ついていきにくい礼拝」

A 何を参照すればよいのか分からなかったり、参照するものが多い。

八: アナウンス無しにいきなり皆で祈りを唱えたり歌ったりすると、何を参照すればよいのか分からないので、きちんとアナウンスする。

私: 讃美歌の番号ははっきり告げるとか、聖書のページを告げた後、会衆が開けているか見回して確認してから朗読し始めるなども、気をつけたい。わたしも、初めての教会の礼拝に出たとき、司式者が式文のページを告げた後すぐに読み始めちゃって、自分がそのページをようやく開いたときにはもう終わっちゃったところだったりすることがあります。


八: 参照するものが多すぎる場合もある。『讃美歌』を歌って次は『聖歌』を歌うなど。その日に参照するものが一つの冊子にまとまっているなど、とにかく「とっかえひっかえ」の頻度は少ないに越したことはない。

私: 自分でもあっちこっち見るものが多いなあと感じているのに、どうすることもできなくて、すいません。なんとか、「主の祈り」だけは、「讃美歌21の93の5Aにあります」と言うのはやめ、備え付けの『交読詩編』の裏表紙見返しに貼り付け、「備え付けの『交読詩編』の冊子の裏表紙の見返しをご覧ください」などと言うようにしました。プロジェクタを活用したいですが、プロジェクタを置く場所とスクリーンのスペースがないのは難点です。


B 説明不足

八: 献金と聖餐を新来者にどう説明するか。その局面に、その教会の誠実さがはっきり表れる。

私: うちの教会では、今年度から聖餐の説明を週報に入れました。献金の説明は、新来会者に渡す別紙に記しています。


C 建物や設備の問題、その他

八: 会堂が暑すぎる。寒すぎる。

私: すいません。まさにうちの教会のことです。コンクリート打ちっ放しの礼拝堂なので、夏は暑すぎ、冬は冷え切ってます。新来者に限らず、礼拝出席者が空調などを気にせずに礼拝に集中できるようにすることが大切ですね。空調の効き具合や音響の調子を調節するために礼拝中役員がうろいろするのも、おかしなことです。


八: 備え付けの本の字が小さすぎる。照明が暗すぎて読めない。

私: 讃美歌や聖書は大型のものが出版されています。『新共同訳聖書』はA4サイズのものも販売されています(うちの教会は受付に常備済)。『交読詩編』も大型のものがあるといいのにと思います。

私: 教会によっては、少し薄暗い方が雰囲気があるなどという根拠のない意見が幅をきかせたりすることがあります(ついでにいうと、礼拝堂はノアの箱船をイメージしてとか、ステンドグラスがあったほうがいいとか、やっぱりパイプオルガンをなどというのも根拠レスですね)。
 讃美歌を見たり聖書を見たりするならば、図書館並みの明るさを参考にすべきでしょう。

・JISの「照明基準総則」(規格番号Z9110))http://www.jisc.go.jp/app/pager?id=90089や「屋内作業場の照明基準」(規格番号Z9125)http://www.jisc.go.jp/app/pager?id=89892 では図書館の閲覧エリアは500ルクス以上、

・全国学校図書館協議会の学校図書館施設基準http://www.j-sla.or.jp/material/kijun/post-38.html では、机上照度は300ルクス以上

・日本図書館協会編『図書館ハンドブック』第5版(1990年)によると、読書には最低でも500ルクス程度が必要とのことらしい。


八: 椅子が硬すぎて長く座っていられない。

私: これもすいません。だいたい、どこの教会の礼拝堂でも、長椅子の設計が昔ながらで現代人に向いていないと常々思っています。狭い会堂にできるだけ多くの人が座れるように小さめのサイズで作ってあるのではないでしょうか。長椅子ではなく一人掛けの椅子にしている教会は、おおむね座りやすそうです。


八: 「お体にさわりのある方はどうぞ座ったままで」などとアナウンスがあると気が楽になる。

私: 自分の説教でない礼拝のときに会衆席にいて、たまたま体の調子がひどく悪くて立っているのがつらいことがありました。お年を召した方などは毎週大変だろうとその時初めて思い、その後、年に何回かですが、礼拝の最初の方の讃美歌や主の祈り、交読詩編を全部座ったままで行っています。

私: 「どうぞお座りのままで・・・」を週報にも記載し、アナウンスもするとよいですね。心がけています。どういう文言だっけかな。でも説教中に座っていられないとなると、「説教中に突然立ち上がって伸びをしてもかまいません」と書かねば。


D その他

八: 拘束時間(とくに説教の時間)が長すぎて・・・

私: ほんとにすいません。m(_ _)m


八: 礼拝終了予定時刻が記されているといい。

私: はい、検討します。


八: 「乳幼児連れのお母さん専用室あります」とあると、子連れママも安心して行ける。

私: あることをちゃんとアピールしなければ、せっかく設備があっても、意義が半減ですね。


八: 手の内側に皮膚疾患を持つ方にとって、「当教会では握手をします」とあらかじめ分かると助かる。

私: 普段の礼拝の中で握手をする習慣はないですが、いろいろな方への配慮が大切ですね。


E 全体として

八: 新来者のために(あまりコストのかからない形で)工夫できることがあるのではないか。あと少しの配慮があれば、新来者も教会員もさらに楽になる。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。