SSブログ

ツィポラ、割礼、血の花婿(3) [聖書と釈義]

出エジプト記4章24~26節

注解書が紹介する諸説に惑わされず、聖書そのものをちゃんと読む。

15.血は、過越そしてイエス・キリストを指し示す
 モーセは血が塗られることによって、命が助かった。このことは、家に小羊あるいは山羊の血を塗ることで神の裁きから救われることを指し示している(12:13)。
 さらに、過越の血は、わたしたちがイエス・キリストの血によって滅びから救われることを指し示している。

16.主との間を取り持つツィポラ
 モーセを主の殺害の手から救ったのは、ツィポラである。ツィポラは、主とモーセの間の仲介者として行動した。仲介者の存在と業によって救いが行われることも、イエス・キリストを指し示している。

17.異邦人ツィポラとイスラエルの救い
 しかも、ツィポラはミディアン人だった(2:16~21)。この異邦人ツィポラの働きによって、ゆくゆくは、イスラエルの民がエジプトから救い出されることになる。このことはさらに、異邦人全体の救いによって全イスラエルが救われるという神の「秘められた計画」(ローマ11:25~26)を指し示している。

(完)

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。