SSブログ

林家三平、八木谷涼子 [伝道]

 林家三平(初代)のネタだったろうか、次のようなのがあった。

「今度、山田君が訪ねて来るから、ご馳走を出してやってくれ。」
「あらあなた、また来るようにですか、それとも、もう二度と来ないようにですか?」

 教会は、「ご馳走」とは言わないまでも、礼拝にはじめて来られた方がまた来るようにと配慮し工夫しているだろうか。まるでもう二度と来ないようにしてしまってはいないだろうか。

1.教会にたどり着けるか
 Webサイトでの案内地図、駅の案内表示、電柱広告、ここが教会だと分かる看板、はっきり見える屋根の上の十字架など。
 せっかく教会に行こうと思い立って出かけても、たどり着くのに苦労させてはいけない。

2.入り口、受付
 教会の入り口がどこだか分かるような構造や案内になっているか、受付はハード的にもソフト的にもフレンドリーで、暖かい雰囲気と対応になっているか。

3.礼拝前
 初めての方でも緊張せずに礼拝堂で礼拝を待てる雰囲気になっているか。やたらと礼拝前に新来会者に話しかけたりしていないか。珍しがってじろじろ見たりするのはもってのほか。礼拝前の礼拝堂が静まりかえっているのも、はじめての方は緊張する。BGMがあるとよいのではないか。

4.礼拝中
 讃美歌を開いたり、聖書を開いたり、さらには主の祈りだ、交読詩編だ、・・・っと、はじめての方はたいへん。配慮してくれる人が付けられたとしても、いろいろ気兼ねしちゃうし。少しでも、あっちを開いたりこっちを開いたりということを減らしたい。開く必要のあるときは、司式者は十分な間をおく。
 礼拝の順序も、余りにも細かく週報などに書いてあっても、どこをやっているのかすぐに分からなくなっちゃうし、礼拝全体の式文の冊子を渡されても、全体がどうなっているのかまったく分からないし、順序が何も示されずひたすらワーシップソングを歌って、いつの間にか説教に入っていつ終わるか分からないっていうのも不安だし。
 献金の案内や、聖餐の説明も、すぐに分かるように。

5.礼拝後
 名前の紹介などは、して欲しくないという意思表示ができるようにしておく。紹介しても軽く会釈するだけですむように。間違ってもマイクを渡して一言言わせるようなことはしない。
 人によって違うので難しいが、さっと帰りたい人にはさっと帰れるように。親しくお話しするのもいやではない人であっても、新来会の時からあれこれ聞いたりしないように。

6.さらにその後
 「またいらっしゃってください」の簡単な絵はがきを出すのがよい。封書で立派な文面で送ってこられると、引いてしまう。その後も、コンサートやクリスマスなどの案内を定期的に、しつこくない程度に。

 こういったことについて、雑誌『ミニストリー』の八木谷涼子の連載「新来者が行く ノンクリスチャン・八木谷涼子の教会ウォッチ」が参考になる。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。