SSブログ

アドベントはいつから? [教会年間行事]

 今年2011年は12月25日が日曜日である。こういう年はアドベント(待降節)はいつから始まるのか?

1.教会暦
 12月25日から「降誕節」が始まる。
 12月25日よりも前の日曜日4回を含む期間が「アドベント(待降節)」である。

2.具体的に
 今年2011年のように12月25日が日曜日の場合、最も早く11月27日からアドベントに入り、その後、12月4日、11日、18日がアドベント期間中の日曜日となる。
 12月25日が月曜日の場合、最も遅く12月3日からアドベントに入り、その後、10日、17日、24日がアドベント期間中の日曜日となる。
 12月25日が土曜日の場合、11月28日からアドベントに入り、その後、12月5日、12日、19日がアドベント期間中の日曜日となる。

3.クリスマス礼拝はいつにするか
 12月25日が日曜日の場合は12月25日にクリスマス礼拝を行う。
 12月25日が平日の場合は、12月25日を迎える週の最初の日曜日にクリスマス礼拝を行う。すなわち、この日はアドベント第四の主日である。
 (もちろん、たとえ平日になっても12月25日当日に「クリスマス礼拝」を行ってもよいが。)
 つまり、12月25日が平日の年は、クリスマス礼拝が行われる主日は、教会暦としてはまだ「アドベント(待降節)」である。

4.ろうそく
 ろうそくは、アドベントの4回の主日に1本ずつ増やしてともしていく。したがって、12月25日が平日の場合は、クリスマス礼拝が行われる主日に、4本目のろうそくが追加される。
 12月25日が日曜日の年は、その前週の12月18日に4本のろうそくがともされる。この場合、厳密に言えば、12月25日はもうアドベント(待降節)ではないので、ろうそくをともす必要はない(もちろん、年間通じていつでもろうそくをともしている教会は別)。
 しかし、“ろうそくがないとクリスマスの雰囲気が出ない”という思いを持つかもしれない。

 そこでどうするか。ろうそくの飾り方を工夫することになろう。
案1: アドベント中は細長いろうそくを使って、12月25日は太く装飾のついたろうそくを使う。
案2: 教会暦にしたがった典礼色にあわせ、アドベント期間中は紫のろうそくにし、12月25日の日曜日は白のろうそくにする。これがいちばんまともっぽいかも。
案3: ロウを器に入れたキャンドルをたくさんともして、キャンドル・インスタレーション風にする。けっこう画期的かも。イブ礼拝でやってもいいかも。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。