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自然災害の意味(7) [信仰]

(7)終末は近いのか

 さて、大きな自然災害が起きると、「終末が近い」と言い出す人が必ずいます。しかし、わたしたちは、終末が近づいたとか近づいていないとか論評したり騒いだりするのではありません。

 第一に、終末は、すでにイエス・キリストの到来によって始まっています。すでに始まっている終末の時の中で、わたしたちのなすべきことは、主なる神を礼拝し、イエス・キリストの福音を伝道することです。

 第二に、まだまだイエス・キリストの福音を知らない人がたくさんいます。もちろん終わりの時がいつ来るかはわたしたちには全く分かりませんが、しかし、その一方で、神は、そうたやすく世を終わりにはしないでしょう。なぜなら、神は、すべての人が信じるように、一人も滅びないで皆が悔い改めるようにと、忍耐しておられるからです(2ペトロ3:9)。したがって、ここでも、終末はまだしばらく来ないなどと議論したり安心したりするのではなく、わたしたちは、まだ救いを知らない人にキリストの十字架と復活の福音を告げ知らせることに力を注がなければなりません。

 結局、わたしたちのなすべきことは、自然災害があるなしにかかわらず、主を礼拝し、福音を宣べ伝えることに集中することです(2テモテ4:2)。
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